「そよ風」のことを特別に思っている人って、いっぱいいるのかな。昔の体験や偏見とかそんなのが、「おかゆ」と頭の中でくっついちゃうことって、確かにありうる話だよね。

雲の無い金曜の夜明けに散歩を

太陽が昇る海と強い風


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雨が降る休日の夕暮れに食事を


「今日の夕食はカレーよ。」
少年は母親が言ったその言葉を耳にして、思わず笑みが浮かんだ。
少年は小学校から帰って、リビングでダラダラとテレビを見ていたところだった。
今日は格別に西日が強い。
窓際では風鈴が思い出したようにチリリンと音を立てていた。
テレビのアニメチャンネルでは、かつての懐かしいアニメを放映していた。
今日は「一休さん」だ。
一休さんみたいに頭が良い少年が今いたら、テストなんてちょちょいのちょいなんだろうな、と少年は思っていた。
でも、コトコト煮える鍋からカレーの匂いがにおって来たとき、少年はアニメのことなんて頭から飛んでいってしまった。

雪の降る水曜の朝は目を閉じて
学生時代、両親は、私の友人関係に対し、大いに積極性を求めてきた。
平均より外れては良くない、とも。
とっても生きづらい時期だったと思う。
一日が過ぎると、毎回嘘の話を楽しそうに両親に伝える。
話せば、楽しそうな顔をするのだ。
少し変わっていると、好かれない。
これだけ頭にあった昔の自分と母親。
可哀そうな昔だと思う。

寒い日曜の深夜にシャワーを


夏休みも半分ほど過ぎた頃の夕暮れ時。
「カンケリ」で鬼をしている少年は、とんでもなくお腹を空かしていた。
捕まえても捕まえても、缶をけられて捕虜が逃げるので、もう本日のカンケリは終わりが見えない、と、逃げていく友達の背中を見ていた。
クタクタにつかれて家に帰ると、玄関を開けた瞬間に今日の晩御飯が判明した。
とてもうまそうなカレーの匂いに、少年は「やった!」と小さく叫んだ。

薄暗い木曜の朝はこっそりと
知人が最近道具を持って釣りによくスポットに行ったらしい、何匹しか釣れなかったらしい。
ザコが見えるほどいて、チヌ釣りがやりにくかったらしい。
だが大物のの50cm近くが釣れたらしいから、いいなと思う。
前にいただいて新鮮なうちに食したが大変おいしかった。
おいしくて大物がいると聞いたら釣りに出かけたくなるが、まだ行けないので今度だ。

月が見える週末の晩は目を閉じて


人間失格を読み切って、主役の葉ちゃんの感情も分かるかもしれないと感じた。
主役の葉ちゃんは生きる上で少なからず持っている価値観を、多く持ち合わせている。
そういった部分を、内側に秘めないで、ビールだったり異性だったりで解消する。
クライマックスで、居酒屋のマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と言う。
ここで初めて、主人公の葉ちゃんは要領がよくないんだと、本当に悲しく思ってしまう。

陽の見えない週末の夜明けは微笑んで
ショップ店員さんって私には無理・・・と考えるのは自分だけだろうか。
出勤の度に、職業柄しっかり着飾らないと店のイメージにつながる。
私なんて、外で働くときはスーツを着ればOKだし、化粧だってしてれば良いとされている。
お出かけの時は、自分でお気に入りの服装を選べばいいし、家で仕事するときはスウェットでもできる。
だから、おそらく、服を売るなんて商売には、関われない。
服を買おうとしていると、店員さんが近寄ってきて服の説明やコーディネイトを教えてくれる。
私はどうしてもそれに怖くなり、買わずに逃げ出してしまう。
こういった部分も、店員さんって大変と思う大きい理由の一つだ。

雲が多い大安の昼に歩いてみる


見学するためにめちゃめちゃいっぱい距離を歩く動物園は、7月はめちゃめちゃ暑すぎて汗がでる。
友人夫婦とお子さんと私の家族ともども連れだって見に出向いたが、ものすごく暑くて疲れた。
すごく蒸し暑いので、肉食獣も草食獣も他の動物もめったに歩いていないしし、遠くの影に隠れていたりで、ひどく観察出来なかった。
今度は、建物内で日陰もある水族館などが天気もよく暑い日はよさそうだ。
子供が幼稚園の年長くらいになったら夜の水族館や動物園も普段と違いよさそうだ。

一生懸命叫ぶあの人と冷たい肉まん
出社のためにいくつかスーツに合うYシャツを持っているけれど、大体買う時に何枚も試着してしまう。
それ程、ワイシャツのかたちに執着するのもレアかと思っていた。
だけど、今日、ワイシャツはオーダーメイドしてもらうと言っていた方がいたので、心外だった。
もちろん、シャツ一枚でかっこよく見えるからかな、と感じた。

涼しい仏滅の夜明けは友人と


新入社員の頃に、無知で、ちょっとしたトラブルを誘発してしまった。
気にすることはないと言ってくれたお客さんたちに、挽回の方法も浮かんでくることがなく、落ち込んでしまった。
お客さんが、高そうなコーヒーをどうぞ、と言いながらくれた。
ミスで2つも頼んじゃってさ、と話しながら違う種類のドリンクを手に2つ。
高身長で、細身で、とてもさわやかな表情をした若い人。
嬉しかったな、と思い返す。

薄暗い休日の夜にカクテルを
最近、フィクションを読破することは少なくなったが、1年前に北方謙三版の水滸伝に心酔していた。
昔の水滸伝を訳したものを読んだ時は、おもしろく感じることがなく、心を奪われなかったが、水滸伝の北方謙三版を読みとおしたときは、心酔し、読むのが止まらなかった。
会社の仕事の昼休憩や帰ってからの食事中、湯船の中でも読みふけって、1日一冊ずつ読みふけっていた。
登場人物が人間くさく、男気熱いキャラクターが非常にいっぱいで、そういったところに没頭し読んでいた。




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